ブリトゥンでの完全な皆既日食の観測をしたユスロン・イーザ・マヘンドラ駐日インドネシア大使は、2016年3月10日、バンカ・ビリトゥン州のルスタム・エフェンディ知事と会談し、日本、特に愛媛県と同州の様々な分野での協力の可能性について議論した。

ユスロン大使は、「今回の会合は愛媛県知事との以前の会合のフォローアップで、同県からは当州と姉妹都市関係を結びたいとの要望があった」と説明した。

愛媛県とバンカ・ビリトゥン州は、共に島嶼地域で海岸を有し、美しい景観が見られるなど類似点が多い。加えて、同県は「しまなみ海道サイクリング」という国際的なサイクリングツーリズム事業を推進している。

ユスロン大使は、「バンカ・ビリトゥン州でもトロピカル・サイクリングを実施し、日本の旅行者にもビーチを含む自然の美しさを楽しんでもらいたい」と述べた。

両者は、海洋、観光、看護師・介護福祉士、錫採掘場のエコ・グーリン・ランド事業などの分野について愛媛県とバンカ・ビリトゥン州の協力構築の可能性について話し合った。また、インドネシア政府は、バンカ・ビリトゥン州のタンジュン・クラヤン地区を経済特区に指定している。

上記の件に関連し、今回、ユスロン大使とジョナン運輸大臣はブリトゥンのHASハナンジュディン空港の滑走路を含む機能拡張のための視察を行なった。同地域でのインフラ整備は、外国人旅行者だけでなく投資企業の誘致にも寄与するものだ。